ON THE TRAIL

ON THE TRAIL
鷹見明彦

創造の径(みち)をこころざして行くのは、道路が整備された街からしだいに山野へと分け入って、道なき道をさがし開きながらたゆまずに世界を発見していくことに似ている。トレイルとは、探したずねて往く径ー。ラテン語の語源には、船を浜に「ひきずった跡」の意味があった。それが大陸では、荒野や山中を歩いた人びとによって踏みならされてできた小道やルートをさすようになったという・・・。

鷹見明彦 たかみ・あきひこ
美術評論家。1955年生まれ。1990年以降、美術手帖を中心に多文化、エコロジー、ポスト・ミニマル/コンセプチュアル、博物学的な視点から多くの評論、特集にたずさわる。BT特集「クリスト/アースワーク」「祈り/癒し」「地球大美術」「蔡國強」「ゼロゼロジェネレーション」「日本近現代美術史」など。おもな共著書に「20世紀の美術と思想」「現代美術の教科書 」(美術出版社)、「芸術・思想家のラスト・メッセージ」「アート×セラピー潮流」(フィルムアート社)、「福武ベネッセ国語辞典」ほか。展覧会企画、サポートは、「蔡國強 原初火球」展(P3)、「中国の明日」展(エクス・プロヴァンス)、「芸術新説、生活真説」展(台湾)、「マインド・スコープ」展 (佐倉市立美術館)、「第3回府中ビエンナーレ」(府中市美術館)、「アートプログラム青梅」、「魔女たちの九九」展(武蔵野美術大学美術資料図書館)、 「上野タウンアートミュージアム2008」(東京藝術大学+台東区)ほか。東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻、武蔵野美術大学造形学部油絵学科 (04~07)などで非常勤講師を勤める。

(※略歴は2007年当時 鷹見明彦さんは2011年にお亡くなりになりました。謹んでご冥福をお祈りします)