風景の奪還 vol.3 松本陽子「宇宙エーテル体」

photo:「夜」, 1991, キャンバスにアクリル絵具, 200x250cm (C)Yoko Matsumoto



2003年10月6日(月)~10月25日(土)


絵画の可能性を、果敢に、徹底して追求してきた、松本陽子。
彼女の仕事は、孤高で、孤独で、その絵のように鮮やかに、他のあらゆるいっさいから、きっぱり隔絶していた。
長い沈黙を破って、その松本陽子が、私たちの前に再び現れる。

宇宙エーテル体。
空気と光の渦だ。
生命の色彩が飛翔する、ひとつの場。

見えない宇宙が、刻々、無限の変容を遂げる。

未踏で未見の、新たなる風景だ。

新見隆

ギャラリー・トーク 松本陽子 × 高島直之(美術評論家)